阪神ドラフト2位の報徳学園・今朝丸裕喜投手(18)は“右の江夏”を目指す。
来季は球団高卒新人では1967年の江夏豊以来、58年ぶりに背番号「28」を背負う。自身も「背番号28番と言ったら江夏さん」と語った。藤川監督からは会見で「エースとして出てきてもらえると信じている」と期待を寄せられた。28番のユニホームにも袖を通した最速151キロ右腕は「うれしい気持ちはありますけど、期待を裏切らずに結果で示していきたい。江夏さんのような結果を出せたら一番いい」と燃えた。
目標はドラフト前から変わらず通算200勝。「自分も負けずに1勝1勝積み上げて200勝に近づいていけたらいい」と早速、大先輩を意識。阪神に新人で入団した選手では同左腕以来となる大記録達成に向け、鍛錬を積む。目標達成には長期の活躍が不可欠。「40歳ぐらいまでできるような選手になりたい」と20年以上の活躍を誓った。