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【広島】来季19年目の会沢翼、8000万円でサイン「ビールかけってすごくいい。今の子にも」


広島カープの捕手、会沢翼選手が契約更改を行い、年俸が1億1000万円から8000万円にダウンしました。会沢選手は今シーズン57試合に出場し、打撃成績は不振でしたが、リード面では高評価を得ています。一方、球団としての失速により優勝を逃し、チームは4位に終わりました。会沢選手は労組選手会会長として、契約交渉では選手の地位向上について話し合いました。彼は過去のリーグ優勝の経験を踏まえ、再びチームを優勝に導くことを目指し、来シーズンに向けて打撃力の向上と精神面の鍛錬に努める決意を示しています。

契約更改を終え、囲み取材に応じる広島会沢(撮影・加藤孝規)

広島会沢翼捕手(36)が9日、マツダスタジアム内の球団事務所で契約交渉に臨み、年俸1億1000万円から3000万円ダウンの8000万円でサインした。今季は57試合に出場し、打率1割8分7厘、0本塁打、13打点だった。リード面は球団も高く評価しており、6月7日ロッテ戦では大瀬良をノーヒットノーランに導いた。ただ、打撃面ではあまり貢献できず「成績が悪いので落ちるのは仕方ない」とサバサバした表情で振り返った。

2時間近い交渉で時間を割いたのは、労組選手会会長としての立場からの話。「いい話し合いが出来たと思います」。

今季、チームは9月初めまで首位だったが、その後大失速して優勝を逃し、最後は4位まで落ちた。リーグ3連覇の喜びも知る会沢だけに「ビールかけってすごくいいんですよ。今の子にも味わってほしい。プレミア12で(出場した)小園や坂倉が優勝してシャンパンファイトして、その感じをチームに持って来てくれるのが一番良かったんだけど。それができなかったので、もう1回優勝したい」と気持ちを新たにした。

プロ19年目の来季、今年味わった悔しさを晴らすため、打力アップへ振り込む量を増やし、来年1月には恒例の護摩行で精神面も鍛える。(金額は推定)

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