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東都4部に大谷翔平?大谷ルールで5冠獲得の一橋大エース泉川詩人「指名打者まで取れるとは…」


東都大学野球秋季リーグの個人タイトル表彰式が都内で開催され、一橋大学の泉川詩人投手が「最高殊勲選手賞」「最優秀投手賞」「最優秀防御率賞」「投手ベストナイン」「指名打者ベストナイン」の5冠を達成しました。泉川投手は、今シーズン8試合に登板し、7勝0敗、防御率0.17という圧倒的な成績を収めました。さらに「大谷ルール」(先発投手が指名打者を兼任可能)を利用し、打撃でも2本塁打、打率2割7分3厘、8打点を記録しました。学業にも秀でている彼は、3部昇格とさらなる受賞を目指しています。

都内で行われた東都大学野球秋季リーグ戦の個人タイトル表彰式に参加し4部で「最高殊勲選手賞」「最優秀投手賞」「最優秀防御率賞」「投手ベストナイン」「指名打者ベストナイン」の5冠に輝いた一橋大・泉川(撮影:佐瀬百合子)

大谷ルールで5冠獲得の秀才が現れた。

東都大学野球秋季リーグの個人タイトル表彰式が8日、都内で行われた。

4部優勝の一橋大・泉川詩人投手(3年=県千葉)が最高殊勲選手、最優秀投手、最優秀防御率、投手ベストナイン、指名打者ベストナインの5冠に輝いた。

「投手は自信あるのですが、指名打者の方まで取れるとは…」とうれしそうに話した。

今季は8試合を投げて7勝0敗、防御率0・17で圧倒した。同連盟では先発投手が指名打者を兼任できる「大谷ルール」を採用。打者としては主に「2番指名打者」で出場。13試合で2本塁打、打率2割7分3厘、8打点の好成績を残し投打で躍動した。

泉川は2浪の末、一橋大に入学。東京6大学リーグ東大でのプレーを目指していたが「ちょっと学力的に厳しくて」と、受験勉強にいそしんでいた時代を懐かしそうに振り返る。リーグの違いはありながら、文武両道で偉業を達成。「来年は3部でたくさん賞を取りたい」と、今秋に収穫した自信を胸に、3部昇格を目指す。

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