今オフFAの目玉として去就が注目されているフアン・ソト外野手(26=ヤンキースFA)について、ヤンキースとメッツのオファーが総額7億1000万ドル(約1065億円)から7億3000万ドル(約1095億円)の範囲に突入していると、ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者が7日付の記事で伝えた。
MLBも含めた米スポーツ界の史上最高額はドジャース大谷翔平投手(30)が昨オフに結んだ10年総額7億ドル(約1050億円)で、これを超えるオファーとなっている。
ソトはメジャー7年目の今季、ヤンキースで157試合に出場し打率2割8分8厘、41本塁打、109打点、リーグ最多の128得点をマーク。5度目のシルバースラッガー賞、4度目のオールスターに選出され、MVP投票では3位の票を獲得し、米メディアの主要FAランキングで軒並み1位に格付けされている。
同記者によると、米東部時間7日夜の時点で、オファーの額はメッツがわずかにヤンキースを上回っているが、ごくわずかの差だという。レッドソックス、ブルージェイズ、ドジャースも最終候補に残っているが、オファー状況は不明。契約は一両日中に決まる可能性があるという。