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【ヤクルト】高津監督、楽天退団の田中将大に「特にコメントをすることは控えておこうかなと」


ヤクルト球団は納会を開き、高津監督は来季の優勝奪還を宣言した。同球団は2年連続でBクラスに終わったことから、来季へ向けてチームの補強を進めている。現在、ソフトバンクからFA権を行使した石川柊太投手との交渉を開始し、楽天からFA権を行使した茂木栄五郎内野手との交渉も控えている。高津監督は、自前の選手育成と外部からの補強によるチーム強化を目指すとしている。また、楽天を退団する田中将大投手については特にコメントを控えるとした。

ヤクルト高津監督(2024年撮影)

ヤクルトは28日、都内で球団納会を開いた。成田オーナー、林田社長、高津監督、村上、山田、奥川らが、約650人の出席者と歓談した。チームは2年連続Bクラスに低迷。来季続投が決まり、就任6年目を迎える高津監督は壇上で覇権奪回を宣言。「どういう状況であれ、どんなチーム状況であれ、やっぱり優勝すること、勝つことを目標にしない人はいないと思うので、そこはもう、決意表明じゃないですけれども、宣言させてもらいました」と力強く言った。

球団は来季に向けて補強に動いている。獲得を目指すソフトバンクから国内FA権を行使した石川柊太投手(32)とは26日に初交渉を済ませ、楽天から国内FA権を行使した茂木栄五郎内野手(30)との交渉も近日中に控えている。同監督は「編成のことなので僕がどうこう言うあれではないですけれども、自前の選手をうまくしていく、強くしていくっていうのは必要なことかもしれないですけども、他から補強してまたチームを強くしていくっていうのもチームのあり方であっていいと思っているので、誰がどうとかっていうのはないですけども、チームを強くするための努力をみんながしていったらいいんじゃないかなと思います」と話した。

また今年限りで楽天を退団し、他球団での現役続行を目指す田中将大投手(36)について、同監督は「ちょっと今はどうこう言うと何かいろんなことをあれされるので、特にコメントをすることは控えておこうかなと思います」と深くは言及しなかった。

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