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中瀬ゆかり氏「自己顕示欲に縛られるとその闇から消えがたくて」PR会社社長の投稿に言及


中瀬ゆかり氏、兵庫県知事選での「公職選挙法違反疑惑」について、生放送で語る。斎藤元彦知事の選挙におけるボランティア募集の過程での経緯や、PR会社社長によるSNSでの投稿について「承認欲求」に言及した。中瀬氏は、PR会社の社長がクライアントとのプロセスを公開することの問題点を指摘し、情報共有の望ましくない側面を痛烈に批判。SNSがこの傾向を助長していると語り、自己顕示欲に促進される情報拡散を問題視する声を上げた。

中瀬ゆかり氏(2018年10月撮影)

新潮社出版部執行役員の中瀬ゆかり氏が21日、TOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜午後5時)に木曜コメンテーターとして生出演。兵庫県知事選で再選されたばかりの斎藤元彦知事(47)に「公職選挙法違反疑惑」が浮上している問題について言及した。

斎藤氏の代理人を務める奥見司弁護士は27日、神戸市内で記者会見を行った。斎藤氏が再選を目指すにあたり、ボランティアを募集したところ、経営者夫婦が名乗りを上げた。斎藤氏は9月29日に会社を訪問。さまざまな提案を受けたという。

PR会社社長による投稿について、中瀬氏は「承認欲求というのはいかんともしがたい。黙っちゃいられないというか、『これ、私がやったのよ!』って言いたくなるんでしょうね」と率直な感想を明かした。

「今回のことは選挙だからいろんな事に関わる」とした上で「そもそも、PR会社の社長がクライアントにやったプロセスとかを勝手にしゃべってしまうこと自体がなんとも…」と首をかしげた。

続けて「お互いの仕事上の秘密もあるだろうに話してしまうと言うのはちょっと。でも、承認欲求の奴隷のように暮らしている人もいるし、自己顕示欲に縛られるとその闇から消えがたくて。昔よりもSNSなど発信する場所があるから使ってしまうんだろうなと思いますね」と話した。

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