ヤンキースからFAとなったフアン・ソト外野手(26)への具体的なオファーが今週から提示される見込みだと24日(日本時間25日)、ESPNのバスター・オルニー記者が伝えた。これで争奪戦が一気に加速するとみられる。
同記者はXで「ソトの交渉に関わっている情報筋によると、今週中に各球団がオファーを提示し始める。ここまではソトが球団幹部と面会し、互いの理解を深めていた」とリポート。ソトは今オフにドジャース、ヤンキース、メッツ、レッドソックス、ブルージェイズ、フィリーズなどと面談を行ったと伝えられているが、それらはお互いのことを知ることが目的で、実際のオファーは今週から提示されるという。
ドミニカ共和国出身のソトは18年にナショナルズでデビューし、20年に首位打者を獲得。22年途中にパドレスに移籍し、昨オフにヤンキースに移った。今季打率2割8分8厘、自己最多41本塁打、109打点、OPS.989を記録し、15年ぶりのワールドシリーズ進出に貢献。今オフのトップFAに位置付けられ、契約総額は6億ドル(約930億円)を超えると予想されている。12月9日から12日にダラスで開催されるウインターミーティングが終了するまでに契約が決まるとの見方が強い。