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【プレミア12】台湾崖っぷち ベネズエラに完封負け 岡山・共生高卒の陳傑憲は全4打席出塁


台湾は東京ドームで行われたWBSCプレミア12のスーパーラウンド初戦で、ベネズエラに0-2で敗れた。台湾は7安打を放つも得点に結び付けられず、ベネズエラの投手陣に抑え込まれた。試合中、黄子鵬投手は4回まで好投を見せたが、C・ペレスに左翼への決勝2ランを打たれたことが結果に響いた。曽豪駒監督は試合後、チームが好機を生かせなかったことを悔やみ、次戦への意気込みを示した。打者では岡山・共生高校出身の陳傑憲外野手が全4打席で出塁し、その安定した打撃が23日の日本戦での活躍に期待を寄せている。

ベネズエラ対台湾 ベネズエラに敗れさえない表情の台湾ナイン(撮影・垰建太)

<ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12:台湾0-2ベネズエラ>◇21日◇東京ドーム

台湾がスーパーラウンド初戦でベネズエラに完封負けを喫し、崖っぷちに立たされた。相手を上回る7安打を放ったが、4回の2死二塁は一ゴロ、5回の1死満塁は三振と右飛と、好機で安打が出なかった。曽豪駒監督は「ベネズエラの投手の状態がよかった。チャンスをものにできなかった。結果を受け入れ、明日に精進したい」と話した。

先発のアンダーハンド、黄子鵬投手はうまくタイミングを外して3回まで1安打無失点も、4回にC・ペレスに左翼へ決勝2ランを浴びた。「いろんな準備をして頑張ったが、1球を打たれた。試合はこういうこともある。落ち込まず、次の試合に向かいたい」と前を向いた。

打線では岡山・共生高校卒の3番陳傑憲外野手が、3打席連続左前打に死球と、全4打席で出塁した。左打ちの巧打者は、23日の日本戦でも注目を集めそうだ。

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