<ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12:台湾0-2ベネズエラ>◇21日◇東京ドーム
台湾がスーパーラウンド初戦でベネズエラに完封負けを喫し、崖っぷちに立たされた。相手を上回る7安打を放ったが、4回の2死二塁は一ゴロ、5回の1死満塁は三振と右飛と、好機で安打が出なかった。曽豪駒監督は「ベネズエラの投手の状態がよかった。チャンスをものにできなかった。結果を受け入れ、明日に精進したい」と話した。
先発のアンダーハンド、黄子鵬投手はうまくタイミングを外して3回まで1安打無失点も、4回にC・ペレスに左翼へ決勝2ランを浴びた。「いろんな準備をして頑張ったが、1球を打たれた。試合はこういうこともある。落ち込まず、次の試合に向かいたい」と前を向いた。
打線では岡山・共生高校卒の3番陳傑憲外野手が、3打席連続左前打に死球と、全4打席で出塁した。左打ちの巧打者は、23日の日本戦でも注目を集めそうだ。