【プレミア12】侍ジャパンが台湾舞台の日韓戦制し、開幕２連勝 主将牧が決勝打、４番森下２ラン

日本対韓国　5回裏日本2死満塁、中前2点適時打を放つ牧（撮影・横山健太）

＜ラグザス　presents　第3回WBSCプレミア12：侍ジャパン6－3韓国＞◇15日◇台北ドーム

侍ジャパンが日韓戦を制し、開幕2連勝を飾った。韓国には、これで9連勝となった。台湾に舞台を移してのライバル対決。海外で韓国と対戦するのは、米ロサンゼルスのドジャースタジアムで09年WBC決勝を戦って以来、実に15年ぶりだった。

劣勢をはね返した。0－1の2回2死二、三塁、紅林が左前に2点適時打を放ち逆転。4、5回と韓国に1点ずつ加点されて勝ち越しを許したが、主将の一打で再逆転に成功した。5回2死から3四死球で満塁のチャンスを作ると、牧が中前に2点適時打を決めた。7回1死一塁では、4番森下が今大会1号となる2ランを放ちリードを広げた。

投げては高橋が4回7安打8奪三振2失点でまとめ、先発の役目を果たした。2番手の隅田も3回3安打1失点と力投。3番手の藤平は強化試合チェコ戦から9者連続三振をマークした。最後は大勢が試合を締めた。

16日は2連勝中の地元台湾と対戦する。