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【日本ハム】水谷瞬「キャンプより振ってるやん」師匠ノック打ち続け300球 目標は3割30本


日本ハムの水谷瞬外野手が、来季に向けて千葉の鎌ケ谷でノックバットを使った打撃練習を行った。今季は1軍デビューを果たし、交流戦MVPを獲得するなどの活躍を見せたが、本塁打は9にとどまった。来季には打率3割、30本塁打を目指しており、そのための新しい打撃技術に取り組んでいる。師匠である佐藤2軍打撃コーチとともに、ノックを用いてボールの飛ばし方やバットの出し方を研究。特に体やバットの使い方を工夫し、打球を狙った場所に確実に飛ばす技術の習得を目指している。練習量の多さから体力の消耗も激しいが、来季の目標を果たすために指導者への感謝を胸に練習を続ける姿勢だ。

ノックバットを使って打撃練習に励む日本ハム水谷(左)(撮影・永野高輔)

来季は3割30発-。日本ハム水谷瞬外野手(23)が15日、千葉・鎌ケ谷でノックバットを使った打撃練習を行った。1軍デビューした今季は交流戦MVPに輝くなどブレークしたが、本塁打は9本止まり。ノックを取り入れた個別メニューで遠くに飛ばすイメージをつくり、目標達成につなげる。

   ◇   ◇   ◇

水谷が師匠とのマンツーマン練習でスキルアップを図っている。春先の2軍調整中に支えてくれた佐藤2軍打撃コーチの下、ライナー、フライ、ゴロを、場所も指定してノックを打ち続けた。その数約300球。「全部が全部一緒の動きじゃない。バットの出し方も含めて、どうやったらそれができるのかというのを考えさせられる」と説明した。

大きな目標がある。「野球選手として打率3割、30本ってところが1番ベストな数字。それを目指せるような準備を今、やっている」。打球を狙う場所から逆算してボールをあげ、バットの出し方や下半身の使い方を意識しながらスイング。的確に飛ばす動きを体に覚え込ませ、高確率でジャストミートさせる。

今季現役ドラフトで加入し1軍デビュー。交流戦は初戦から15試合連続安打で打率4割3分8厘の交流戦記録を打ち出したが、納得はしていない。長打力は持ち味だが、パワーだけではない“技術”を求める。「ヒットにしかならなかったところがホームランになる(体やバットの)使い方であったり。確実にホームランにできる技術に加えて気持ちの整理」。さらなる高みを狙う。

当然、体力の消耗も半端ない。「だいぶ疲れますよ。結構、手にもきていて。『キャンプより振ってるやん』みたいな感じ。(練習でノックを打つ)コーチの大変さが分かりますね」。指導者への感謝の思いも抱きながら、来季への準備を進めていく。【永野高輔】

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