広島は12日、九里亜蓮投手(33)が昨季取得した海外フリーエージェント(FA)権を行使すると発表した。同日に申請書類を球団に提出し、マツダスタジアムで会見に臨んだ。主な一問一答は以下の通り。
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-資料を提出して、気持ち的にスッキリしたか
「そんな感じはあります」
-重視したいことは
「やっぱりいろんなことに挑戦しながらやって、いろんなことを考えながら、最終的に決断を下すことができればいいというふうに思いました」
-球団は背中を押してくれたと話していた
「本当に一緒にいろんなことに関して悩んでくれましたし、いろんな意見もくれましたし、そういう中でも最終的には自分の気持ちを尊重してくれましたし、もう本当に一緒にいろいろ悩んでくれて、いろいろ考えてくれて感謝してます」
-お父さまへの報告や、お言葉は
「してます。『どんどん挑戦することは大事なことだと思うし、最終的に自分で判断したことに関して、しっかりこれからも変わらず応援する』という言葉をかけてもらいましたね」
-海外FA権行使で、海外と国内両方で移籍を検討か
「海外FA権に関してはそうなると思います」
-一番の理想は、メジャーリーグか
「理想というか、あんまりまだそこは考えていない」
-仮に海外移籍でも契約内容が幅広い。マイナー、メジャーなどで変わる
「やっぱり自分1人のことではないので。何に関してもしっかり最終的には相談した上で、全てにおいては決めようかなっていうふうに思います」
-プロ野球選手として、どこを目指してFA権を行使するのか
「自分自身もっと野球をうまくなりたいですし、もっとレベルアップしたい気持ちも常に持ってますし、そういうところじゃないですか」
-来年34歳。年齢的を考えて、このタイミング
「はい。やっぱり最初で最後だと思います。そういう自分の気持ちをしっかりと球団には伝えた上で、それもしっかりくんでくれましたし、そこは本当に感謝したいです」
-直近での渡米予定は
「ないです」
-マツダスタジアムで練習しながら
「はい」
-新井監督からはシーズン中に話をしたり、決断にあたってどんな後押しがあったか
「『自分で取った権利だから』っていう話をしていただきましたし、僕自身後悔しない選択をしたいという気持ちがあった中で、それもお伝えさせていただいて。『後悔しない選択っていうところをしてくれたら一番だと思う』ということは言われましたね」