巨人阿部慎之助監督(45)が若手選手に“巨大化”を推奨した。「米を食べて、寝る前にペヤングでしょ。飲み物はコーラ。週に4回ぐらいは焼き肉食べ放題に行って、間食にチョコ食べてとかね」とジョーク交じりに超高カロリーの食トレを提案した。
暴飲暴食だけを推奨しているわけではない。高卒の育成選手は線が細い選手が目立つ。将来的に140試合を越えるペナントレースで主戦となるためには、常人離れした体力が必要となる。「やっぱり何か一芸がないと生き残れない。その1つとして、体重を増やしてパワーをつけるとかは大事になる」と付け加えた。
他競技の取り組みにも目を付けた。「テレビで見たんだけど、東海大のラグビー部は部屋で“マイ炊飯器”で米炊いてさ。五合なのかな。それごといってたよ」と驚きの光景だった。同時に食べる量を増やすための工夫として「白飯だけで飽きたら、いろいろなアレンジをして食べればいいからね。いま、ネットで調べれば簡単にできるから」。好みの炊き込みご飯レシピも提言した。体もプレーもスケールの“デカい”選手を待望した。【為田聡史】