「ラグザス presents 第3回プレミア12」に臨むチェコ代表が8日、バンテリンドームで全体練習を行った。
9、10日に、同球場で侍ジャパンと強化試合を行う。チームは実戦形式のシート打撃を行うなど約3時間、念入りに調整。NPB初のチェコ人として巨人に育成で新加入したマレク・フルプ外野手(25=米独立リーグ)は「チームメートも自分も結構コンディション的には上々ですし、明日に試合に向けてもっといいパフォーマンスができたらいいと思います」と状態の良さをアピールした。
「日本代表で対戦したい投手は?」の問いに「チームメートの戸郷投手がね、同じチームで普通に対戦することできないと思うんで、この機会に戸郷選手の球をバッターボックスで見てみたいと思います。チャンスがあれば試合に登板してくればいいんですけど」と笑顔を見せた。
活躍の場を増やし、チェコと日本の架け橋的な存在を目指す。「自分の結果次第で多くのチェコ人の選手が日本のNPBのチームでプレーする機会ができるでしょうし、逆に日本の球団の方が自分が活躍することによって、チェコにはこういう選手がいるんだってことで、チェコの選手を取ろう、積極的に取ろうという考えを持ってくると思ってるんで、それに対しては自分はちょっと頑張りたいと思います」と鼻息を荒くした。