楽天三木肇監督(47)が7日、地元大阪での開幕戦を歓迎した。この日に来季のパ・リーグ日程が発表され、開幕戦は来年3月28日に京セラドーム大阪でオリックスと対戦することが決まった。
「自分の話になるけど、地元だから大阪。大阪生まれで育って、思い入れのある土地で開幕戦をできるのも1つ、うれしいというか。いいスタートを切れるように準備したいよね」。岸田監督との新指揮官対決には「しっかり、いい勝負をできるようにしたい」と力を込めた。
第1次政権時代の20年も、京セラドーム大阪からシーズンが始まった。コロナ禍で開幕戦が6月19日にずれ込んだが、先発則本が7回1安打1失点と力投し、監督初勝利を挙げた。「あの時はね、オープン戦の最後、東京ドームでジャイアンツ戦が終わって、いよいよ開幕って時に開幕がなくなって。みんな、コロナと戦ってチームの練習もいろいろバラバラで、なんとか始まって協力して開幕できたんだけど、あの試合、すっごい覚えてる」と懐かしんだ。
相手の開幕投手は宮城に決定している。楽天はいつまでに決めるかを問われると「前日でいいんじゃない? そんなの」と笑顔でかわした。その上で「143分の1なんだけど、開幕戦って特別な試合にはなると思うから、そういう試合に託したいと思うピッチャーはこれからコーチと話して決めたい」と語った。