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【侍ジャパン】清宮幸太郎、高校通算100号放った愛知に戻ってきた「土日で4本くらい打った」


侍ジャパンの内野手、清宮幸太郎(25)が愛知県に戻り、第3回プレミア12に向け準備を進めている。休養日にはバンテリンドームで自主練習を行い、ティー打撃に励んだ清宮は「日常のルーティンで体を動かしておきたかった」と語った。清宮にとって愛知県は、高校通算100号本塁打を記録した思い出深い場所。2017年に早稲田実業の選手として招待試合で大きな節目を迎えた地でもある。大きな飛躍を遂げたこの地で、侍ジャパンとして新たな挑戦に臨む清宮は、今もその瞬間を覚えている。今年彼はプロ入り後、初めて侍ジャパンの一員となり、大きな期待を背負っている。愛知から世界への舞台で輝きを放つことを目指している。

ティー打撃練習をする清宮(撮影・森本幸一)

侍ジャパン清宮幸太郎内野手(25)が、思い出の愛知県に帰ってきた。「ラグザス presents 第3回プレミア12」に臨むチームは7日、休養日で一部選手がバンテリンドームで調整した。休日返上でティー打撃などをこなした清宮は「そんなすごく意識高いみたいな感じじゃないですけど、体を動かしておきたかった」と通常のルーティンを強調。それでも「ちょっと打ち過ぎちゃったすね」と汗を拭いてみせた。

球児の夏が懐かしい。愛知県はメモリアルな土地だから。早実(東京)3年生だった17年6月5日。小牧市民球場で行われた招待試合・共栄戦で、高校通算100号本塁打を放った。「3番一塁」で出場。スタンドの子供たちから「あと1本」コールが響く中、最終打席の9回1死、右中間への135メートル場外弾で高校野球史に名を刻んだ。「土日で4試合くらいやって、4本くらい打った」「右ピッチャーの。名前まではわかんないですけど、顔はなんとなく。全部、本塁打は覚えてます」と言った。

あの日からたくましさを増し、プロ入り後、初の侍ジャパン入り。大台に乗せた愛知から、世界へ衝撃の1発を見せるだけだ。

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