日本代表MF久保建英(23)がRソシエダードでこれまでに挙げた19ゴールについて、「満足していないわけではないが、もっとゴールを決める必要がある」とさらなる得点を欲していた。
Rソシエダードは7日にアウェーで行われる欧州リーグ・1次リーグ第4節でビクトリア・プルゼニ(チェコ)と対戦する。この一戦の前日、久保が記者会見に出席した。
久保はまず、ビクトリア・プルゼニ戦でRソシエダードでの公式戦100試合目を迎えることについて、「3年前、選手として崖っぷちだった時にここに来るという決断を下したことは、今のところ自分も含め、全員にとって良いものになっていると思う。サポーターやチームメイト、コーチングスタッフ、その他すべての人たちに本当に感謝している。でも僕はもっと貢献できると思うし、みんなにはもっとたくさんのことを僕に期待してほしい。自分のベストの姿を見せられることを願っている」と返答した。
欧州リーグにおけるチーム状況について、「セビリア戦の後で僕たちは自信や熱意を持って明日の試合を迎えられている。上を見ているし、欧州リーグで勝ち点3を積み重ねていく必要がある。トップ8に入るには勝ち点15から16が必要なので勝たなければいけない。目標はプレーオフを回避し、ライバルたちの結果を待つことだ。でも実情として僕たちは今、トップ8入りではなく1次リーグ突破を目指して戦っている」と話した。
ビクトリア・プルゼニ戦については「多くのデュエルがある非常に激しくタフな試合になるだろう。彼らは負けている時、ダイレクトプレーを使ってくる。フランクフルト戦を見たが、最後の10分間で2ゴールを決めていた。そのため細心の注意を払う必要がある」と警戒した。
Rソシエダード加入後、得点を挙げた試合で一度も負けていないことについては「中途半端な気持ちだよ。僕が点を取れば負けないというのはいいことだけど、もっと点を取らなければいけないと思ってしまう。監督からもっと点を取るべきだと言われている。ゴールは勝ち点につながるので、自分のゴールがどれだけ嬉しいか想像してみてほしい」と見解を述べた。
これまでRソシエダードで決めた19ゴールについては「満足していないわけではないが、もっとゴールを決める必要がある。さらに決めなければいけないチャンスが10回あったことを思い出せるので、19ゴールではなく29ゴールにできていたはずだ」とコメントした。(高橋智行通信員)