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【DeNA】戦力外の育成・村川凪がトライアウト参加を決断「まだグラウンドで活躍できると思う」


DeNAから戦力外通告を受けた26歳の育成選手、村川凪外野手が12球団合同トライアウトに参加を決意した。彼は現役続行の意志を持ち、球団施設でトレーニングを続けている。村川は2021年の育成ドラフト1位で入団し、球界トップクラスの俊足を持つ選手として知られる。昨シーズンはイースタン・リーグで盗塁王に輝き、打率も3割を超える成績を残した。今季はイースタン・リーグで盗塁数が減少したが、代走としての役割を果たした。彼は日本シリーズをテレビで見て悔しさを感じ、「まだグラウンドで活躍できる」とトライアウトでのアピールを誓っている。

打撃練習でDeNA育成の村川(右)にアドバイスする筒香(24年4月撮影)

DeNAから戦力外通告を受けた育成の村川凪外野手(26)が、14日の12球団合同トライアウト(ZOZOマリン)に参加することを決断した。現役続行を希望しており、球団施設DOCKでトレーニングを続けてNPB球団からのオファーを待ちながら、アピールする。

村川は21年育成1位で入団し、育成選手として3年在籍。手動計測で50メートル5秒5を記録する、球界トップクラスの俊足を武器にする韋駄天(いだてん)で昨季はイースタン・リーグ盗塁王に輝いた。今季はイースタン・リーグ12盗塁にとどまったが、高い走塁意識は健在で代走のスペシャリストとしても活躍した。打撃面でも同リーグ74試合で打率3割8厘、OPS・785の好成績を残し、成長ぶりを見せつけていた。

日本シリーズで元同僚たちが躍動する姿をもどかしく見つめた。テレビでも1試合丸々、見続けることはできなかった。「歓喜の輪に入ることができなくて悔しい、もどかしい気持ちでした。まだグラウンドで活躍できると思っているので、トライアウトでアピールしていきたい」と力を込めた。

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