侍ジャパン早川隆久投手(26)が、電撃引退を発表したソフトバンク和田毅投手(43)にショックを隠しきれない様子だった。早大の先輩として自主トレでも弟子入り。5日、侍ジャパンの宮崎キャンプで取材に応じ「今朝、自主トレのグループラインで『今年限りで引退します』という連絡がきたので正直びっくりしましたし、自分の中で目指すべき目標でもあったので、なんていうか心の中に穴があいた感じです」と心境を明かした。
昨オフも自主トレで一緒に過ごし、練習方法からマウンドでの心構えまで学んできた。「和田さんの練習に対する姿勢、私生活の過ごし方も違う。やっぱり同じ大学というのもあって、ずっと目標にしていた選手だったので、和田さんの存在は追っかける存在でもあり、モチベーションになっていた。プロに入れたのも和田さんの存在があったから」と大きな存在だった。
早川はプレミア12で先発の一角として登板する可能性が高い。「和田さんみたいにゲームメークもして三振もとって、優勝に導く選手を目指していきたい」と決意を語った。