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【侍ジャパン】井端監督「一番驚かされた」北山亘基が8人に安打性1本 大会中の配置転換も視野


侍ジャパンの日本ハムの北山亘基投手が、井端監督に強い印象を与えた。ライブBPで先頭打者を空振り三振に取り、小園も打ち取るなど打者8人に対し、安打をわずか1本に抑える活躍を見せた。北山はすでにブルペンで2度の登板をこなしており、実戦形式でも順調な仕上がりを見せている。今大会では第2先発として起用される見通しだが、中継ぎも先発も経験のある彼に対し、井端監督は幅広い起用策を検討中と明かした。ドラフト8位からスタートし、侍ジャパンにまで成長した北山は「教授」の異名を持ち、選手からの学びを積極的に吸収し、チームに溶け込んでいる。

ライブBPで力投する日本ハム北山(撮影・上山淳一)

侍ジャパンの日本ハム北山亘基投手(25)がライブBPに登板し、井端監督にインパクトを残した。先頭の佐藤をフォークで空振り三振、小園は捕飛に打ち取ると、回またぎを想定して再登板し、打者8人に対し安打性1本に抑えた。ブルペンにもすでに2度入り、実戦形式でも好投。「感覚も悪くなかった。まだまだ完璧ではないですけど、方向性的にはいい調整ができている」と、順調な仕上がりを見せた。

第2先発での起用を基本線にしている中で、中継ぎも先発も経験がある。井端監督は「一番驚かされたピッチャー。先発がないわけじゃない。とりあえず中に入ってもらって」と、大会中の配置転換も視野に入れながら幅広い起用法を模索していく考えを示した。ドラフト8位から、初侍まで成り上がり、勉強熱心なところから「教授」の異名を持つ右腕は「何げない会話で、いろんな選手に話を聞いてそれぞれいうことが違ったり、すごく面白い」と、吸収しながらチームに溶け込んでいく。

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