オリックス岸田護新監督が紅林弘太郎内野手に愛あるゲキを飛ばした。来月開催のプレミア12を控える遊撃手に「この経験が今後につながって大活躍できたらいいですね」と期待。一方で、チーム内でのポジションは安泰ではないとの考えも示した。
「若い子も出てきている。横山聖とか。どこのチームもそうだけど、みんな競争してつかみ取るものでしょうから。監督が誰であろうとね」。今季の紅林は打率2割4分7厘、2本塁打、38打点。5年連続の規定打席も飛躍には至らなかった。来年2月で23歳、6年目を迎える。若手から中堅にさしかかる時期だけに、岸田監督としても大きく花開いて欲しい1人だ。
ドラフト会議から一夜明け、東京から宮崎に飛んだ。紅林も合流中のフェニックスリーグで再び指揮を執る。「(中止続きで)まだ1試合しかしてないから。でもまた雨らしくて…」と心配顔。20日の“初采配”は黒星だけに、次は記念の勝利といきたい。