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【ドラフト】大商大・渡部聖弥は西武が2位指名 今秋リーグ戦で連盟タイ記録の119安打


大商大の外野手渡部聖弥がプロ野球ドラフト会議で西武から2位指名を受けた。渡部は今秋リーグ戦で119安打の連盟タイ記録を達成し、過去に2度リーグ首位打者に輝いている。打球速度は日本ハムの万波に匹敵する170キロ台で、広角にも強烈な当たりを運ぶ力を持つ。甲子園の経験は少ないものの、高い打撃技術と身体能力で注目されている。渡部の指名は大商大から9年ぶりのドラフト上位指名者となり、昨年の上田大河、高太一に続く2年連続の指名で、今後の活躍が期待されている。

西武から2位指名を受け、笑顔を見せる大商大・渡部(中央)(撮影・前田充)

<プロ野球ドラフト会議>◇24日

大商大の渡部聖弥外野手(4年=広陵)が西武から2位指名を受けた。

今秋リーグ戦で連盟タイ記録の119安打を樹立。1年春から離脱なしで打ち立てた。日本ハム万波に匹敵する170キロ台の打球速度で広角に痛烈な当たりを運び、リーグ首位打者は2度。NPB屈指の5ツールプレーヤーを目指し、長打、コンタクト能力、走力、肩や守備に磨きをかける。

甲子園出場は広陵(広島)2年春のセンバツのみ。明大・宗山塁内野手と三遊間を組み、三塁手として2回戦敗退。3年夏はコロナ禍により、県の独自大会で準優勝した。

たくましい腕っ節と横幅の分厚い胸板、鍛え上げた下半身から、ご近所さんの他大学アメフト部員から「ムキムキマン」とも呼ばれている。

同大学からのドラフト1位指名は斉藤明雄(76年=大洋1位)、柳原隆弘(77年=ヤクルト1位)、岡田明丈(15年=広島1位)以来9年ぶり4人目。また、同大学からは昨年の上田大河投手(西武2位)、高太一投手(広島2位)に続き、2年連続の指名となった。

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