<明治安田J1:C大阪-磐田>◇第34節◇19日◇ヨドコウ
セレッソ大阪の元韓国代表GKキム・ジンヒョン(37)に、痛恨のミスが生まれた。
0-0で迎えた前半5分だった。キム・ジンヒョンの蹴ったゴールキックが、前方を見た瞬間の味方のDF田中駿汰(27)の背中に当たった。2人は至近距離におり、まさかの展開。そのこぼれ球をジュビロ磐田のFWジャーメイン良(29)に拾われ、左足での先制点を許した。
高速の低空キックはキム・ジンヒョンの武器。ただ鋭いがゆえに、ミスとなり、至近距離で相手にカットされることは、これまでもあった。
J1通算410試合出場は外国籍選手の最多記録を更新中で、今季も全34試合にフル出場していたが、まさかのミスで失点に直結した。最近は3勝1分けで好調のC大阪は、前節まで3試合連続で無失点を続けていた。