サッカー日本代表が13日、埼玉スタジアムでワールドカップ（W杯）北中米大会アジア最終予選オーストラリア戦（15日、埼玉スタジアム）に向けて調整した。報道陣には冒頭15分が公開された。
3試合連続無失点に貢献しているDF谷口彰悟（33＝シントトロイデン）は、3バックの成熟に手応えを示した。
最終予選では、3バックの中央でDFラインを統率し、コンパクトな陣形を保ち続けている。前線の選手の働きを含めてチームがうまく機能しており、「前の選手がハードワークをしてくれるからこそ、後ろが余裕を持って対応できたりとか、最後の最後でゴール前で後ろの選手が力を発揮できる状況を作れている」と手応え。全員で無失点に抑えることに注力しているからこそ、結果がついてきている。
攻撃的な選手をそろえる両ウイングバックの位置をなるべく下げないことを意識している。サウジアラビア戦では状況に応じて5枚で守るシーンもあったが、今回のオーストラリア戦では積極的に前に出るつもりだ。「やっぱり強気に行きたい気持ちはあるし、その両ウイングが簡単に引かない、状況によっては後ろ3枚で横幅を全部守れるぐらいの力は絶対あると思ってます」と自信を示した。後方から安定感を発揮し、4連勝に導く。
