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【楽天】新監督に三木肇2軍監督が内部昇格 チームの戦力事情に精通、20年以来5年ぶりの復帰


楽天三木肇2軍監督(2023年撮影)

楽天の新監督に三木肇2軍監督(47)が内部昇格することが10日、分かった。20年以来5年ぶりの復帰となる。関係者によると、球団は2年契約1年目だった今江敏晃監督(41)をこの日に解任。1軍の指揮経験に加え、2軍監督を今季含む計5年務め、チームの戦力事情に精通している三木氏に再び白羽の矢を立てた。

今江監督は交流戦で初優勝を遂げたが、シーズン終盤に今季ワースト8連敗を喫しAクラスを逃した。67勝72敗4分けで3年連続4位。投手陣は早川、藤井の両左腕が11勝を挙げ、リリーフの鈴木翔や藤平が勝ちパターンで活躍した。野手では辰己が最多安打、小郷もリーグ2位の安打数を記録するなど20代後半の選手が躍動。一方で浅村、鈴木大らベテランを脅かす若手が出てきておらず、戦力の底上げは急務だ。2軍メンバーを熟知する三木氏の再登板となる。

続投が基本線だった今江監督は、電撃退団となった。勝負どころで勝ちきれず、采配や選手起用を巡り球団内から疑問の声もあった。「1年間、経験させていただいて、いろんな学びがあった。来年はしっかりやっていきたい」と来季への意欲を口にするも、総合的な判断から解任に至ったとみられる。

新体制発足を急ぐ。9日の最終戦後、森井誠之球団社長(50)は「組閣に向けてすぐ動く形になります」と発言。組閣時期は「早いに越したことはない」と話していた。チームは7日間のオフを挟み、17日から秋季練習をスタートする。三木新監督は近日中に誕生する見込みとなった。

◆三木肇(みき・はじめ)1977年(昭52)4月25日生まれ、大阪府出身。上宮から95年ドラフト1位でヤクルト入団。08年にトレードで日本ハムへ移籍し、同年引退。09年から日本ハム、14年からヤクルトでコーチを担当し、19年は楽天2軍監督を務めて同年イースタン・リーグ優勝。20年は1軍監督を務めるも、翌年から再び2軍監督に。180センチ、75キロ。右投げ両打ち。

◆PL出身3監督が退任 今季は1軍で中日立浪和義(55)、西武松井稼頭央(48)、楽天今江敏晃(41)のPL学園OB3人が指揮を執ったが、いずれも成績低迷で退任した。松井監督は1年目の昨季5位、今季は最下位で5月末に途中休養。立浪監督は球団初の3年連続最下位に沈み、2年契約1年目だった今江監督は4位で任を解かれた。

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