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【阪神】CS突破へ才木浩人プロ初「中5日」解禁か 安藤投手コーチ「考えられるとは思います」


マウンドで投球練習を行った才木(撮影・加藤哉)

阪神才木浩人投手(25)がCS突破へ、プロ初の「中5日」を解禁する可能性が出てきた。CSファーストステージ初戦となるあす12日のDeNA戦(甲子園)先発が確実。そこから中5日でファイナルステージ巨人戦の第3戦(東京ドーム)に回るプランだ。岡田彰布監督(66)は基本的に中6日以上の間隔を保ち、先発ローテーションを回してきたが、下克上で目指す2年連続日本一へ「ウルトラC」も十分ありえる。

   ◇   ◇   ◇

才木がフル回転で、日本シリーズ進出を導く。まずは12日のCSファーストステージ初戦に先発。DeNAを相手に突破を導く快投を決めれば、次はプロ初の「中5日」で巨人戦に先発する可能性が浮上する。安藤投手コーチが「考えられるとは思います」とプランを披露。中5日なら、東京ドームでのファイナルステージ第3戦に回ることができる。仮に巨人に2連勝で迎えた場合は、突破へ王手をかけることができる3戦目。一方で2連敗していれば敗退寸前、崖っぷちの一戦となる。シリーズの明暗を分けそうな重要な3戦目に、11月の「プレミア12」で侍ジャパンにも選出された安定感抜群の13勝右腕を投入しない手はない。

岡田監督は今季、中6日以上の間隔を厳守し先発ローテーションを回してきた。唯一例外は、初の規定投球回到達がかかった大竹をレギュラーシーズン最終戦の3日のDeNA戦(横浜)に中5日で起用したのみ。昨季も8月にビーズリーを1度、中5日で先発させたことがある程度で、無理をさせずにここまでやりくりしてきた。岡田阪神では昨年のCSも日本シリーズも中5日はなかった。だが下克上日本一へ勢いをつけたい今季、いよいよ「中5日」を解禁する時がきた。

才木 僕が(間隔を)詰めていくほど、うちの先発陣はそんなに弱くないって言ったらちょっとあれですけど、充実してると思う。中5とかいってくれとか言われるんだったら、もちろんいけるように準備はしていきたい。

背番号35も望むところだ。20年11月に右肘のトミー・ジョン手術を受けた右腕は、復帰初年度の22年は慎重に起用された。昨季は中6日で先発ローテーションを回る期間もあり、今季はレギュラーシーズンで離脱なく完走。今の才木なら「中5日」解禁も問題ないはずだ。

本番が2日後に迫ったこの日は、甲子園のマウンドを使って21球の投球練習。吉本審判員が付いてストライク、ボールをジャッジする中、本番さながらの雰囲気で投げ込んだ。「軸足の動きだったり、変えながら」とフォームにも微調整を加え、入念な準備で決戦に臨む。CS突破へ覚悟はできている。【中野椋】

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