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【ソフトバンク】山川穂高、貫禄バックスクリーン弾「もう1回体を宮崎で作り直す」CSへ弾み


フェニックス・リーグ日本ハム戦の4回、2点本塁打を放ちどすこいポーズを決める山川(撮影・只松憲)

ソフトバンク山川穂高内野手(32)が8日、南国・宮崎で特大アーチを描いた。みやざきフェニックス・リーグ合流初日、日本ハム戦(アイビースタジアム)に「4番DH」で出場。4回無死一塁の第2打席でバックスクリーン左に白球をたたき込んだ。移籍1年目で34本塁打、99打点を挙げた主砲。調整半ばだが、すでに万全をアピールする1発を披露した。16日開幕のCSファイナルステージに向け、弾みをつけていく。

   ◇   ◇   ◇

若手の修行の場で、球界屈指のアーチストが貫禄を見せた。山川の打球は、低い弾道でバックスクリーン左に着弾。スタンドはどよめきと拍手だ。「ちょっと打球が低かったので越えるかな、ぐらいと思いましたけど」。みやざきフェニックス・リーグ合流初日、自身も驚く特大アーチを放った。

「4番DH」で出場し、4回無死一塁の第2打席で日本ハム根本の直球を強振。「打ったのはたまたまです」。シーズンと同様、謙虚なコメントを残す。ただ、今は結果をほとんど意識せず。「打った、打っていないの結果よりも」と話し「もう1回体を宮崎で作り直して、1軍に合流してCSにベストな状態で持っていけるようにするのが狙いなので」と語った。

ソフトバンクは4日にレギュラーシーズンを終え、1軍は5、6日を全体休日に。「今は実際に試合が終わって体が張っている」。現時点では再度、心身を立ち上げる段階だが、すでに万全をアピールする1発。「やるだけのことを準備して試合に臨むというのが、一番ベストな調整なのかなと思う」。打席での考え方や打撃フォームを見直し、見据えるのは16日開幕のCSファイナルステージ。山川が「ベストな状態」にたどり着けば、移籍1年目で34本塁打、99打点を記録したレギュラーシーズンと同じように相手にとって脅威になる。タカ党にとっては安心材料になる。

打撃2冠を手中に収める長距離砲は、若手に混じって10日まで宮崎に滞在。「まずは体をしっかり準備。シーズンが終わってもうひと踏ん張りなところなので。走って、打って、ベストな状態でいければいいなと思います」。試合後の居残り特打も欠かさなかった。山川は歩みを止めない。【只松憲】

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