<フランスリーグ:スタッド・ランス4-2モンペリエ>◇6日◇ランス◇第7節
スタッド・ランスの日本代表MF中村敬斗(24)が4試合連続のゴールを決めた。
ホームのモンペリエ戦に4-2-3-1の左MFで先発出場すると、1-0でリードした前半25分、自陣からのロングボールを相手DFが頭でクリア。その浮き球を拾うと左サイドからカットインし、右足でエリア外からシュートを放った。これがゴール左隅に決まった。
9月15日のナント戦、21日のパリ・サンジェルマン戦、29日のアンジェ戦に続く得点を記録した。今季4点目。日本代表としてワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選のサウジアラビア戦(10日)、オーストラリア戦(15日)に臨むが、その活動を前に勢いは止まらない。
中村は後半12分にアシストも記録した。左サイドでスローインを受けると、右足でゴール前へ正確なクロスボールを送り、ディアキテが頭でゴールを奪った。3-1とリードを広げた。後半38分までプレーし、1得点1アシストと勝利に貢献した。
また、同じく日本代表MF伊東純也(31)は右MFで先発出場。正確なスルーパスやドリブル突破、そしてシュートを狙うなど切れ味鋭いプレーを披露。中村とそろって後半38分でピッチを下がったが、日本人コンビがこの日も大活躍した。
試合は後半アディショナルタイムに1点差とされたが、Sランスは直後にPKを獲得。これをMFテウマが冷静に決めて4-2で勝利した。