サッカー元日本代表の岩政大樹氏（42）が、10月10日からオンラインによる講座「チームビルディングアカデミー」を開講する。
東京学芸大出身で中高数学科の教員免許を持ち、理論派CBだった現役時代に「岩政先生」の愛称で知られた同氏。今度は「学長」として、「スポーツのチームビルディングからビジネスマネジメントを学び若手を活躍させる力を備える」を理念としたカリキュラムを展開する。
昨季限りで鹿島アントラーズの監督を退任すると、今年1月からはベトナム1部のハノイFCで指揮を執った。
開講に当たり、岩政氏は「私は子どもの頃から、“勝つ組織とはどんな組織なのか”に興味がありました。思い返すと、結局私が選手と監督でしてきたこととは、サッカーというスポーツを通して、そのことに面と向かって挑み、掘り下げて考えることだった気がしています」と自身のキャリアを振り返った。40歳近くになって経営に関する本を読むようになると「これサッカーと同じじゃん！」と共通点に気がついたという。「サッカーにもビジネスにも正解はないでしょう。しかし、チームビルディングにはコツがあるはずです。現代におけるチームビルディングのコツとは。共に学び、共にアップデートしていきましょう！」と呼びかけた。同サービスはシステムプラットフォーム「schola」を通じて展開される。
