「史上最も移籍金の無駄遣い」負傷離脱11カ月のネイマール 復帰への医療テストをクリアできず

ブラジル代表FWネイマール（2022年撮影）

ブラジル代表FWネイマール（32）の復帰が、さらに伸びそうだ。英メディア「ギブミースポーツ」は9日「ネイマールは現在、11カ月離脱しているが、復帰までにさらに数カ月かかりそうだ」と報じた。

昨年10月、W杯北中米大会南米予選のウルグアイ戦で左ひざを負傷した。左ひざ前十時靱帯（じんたい）と半月板損傷で手術し、リハビリを続けてきた。復帰に向けてこのほど、テストしたが「サウジアラビアのフィジカルスタッフによると、ネイマールは最近の医療テストをクリアできなかった。試合復帰は現段階では難しい。ジャンプした後の着地で、ひざに弱さがみられる」と同メディアは伝えた。

23年夏にパリサンジェルマンから移籍金7800万ポンド（約150億円）でアルヒラルに移籍した。アルヒラルで出場したのは、公式戦5試合のみ。ギブミースポーツは「ネイマールの移籍は、サッカー歴史上、最も移籍金の無駄遣いとされる例となるだろう」と伝えた。