【リファー（バーレーン）9日＝佐藤隆志】サッカー日本代表（FIFAランキング18位）がアウェーでバーレーン（同80位）から勝ち点3をつかみにかかる。3バック戦術が大きな話題となっている中、MF三笘薫（27＝ブライトン）の起用法にも注目が集まる。
2試合連続の先発出場はあるのか？ ウイングバックだけでなく、左シャドーでの出番もあるのか？
三笘は「いつもスタメンでできる準備はしていますけど、監督が決めることなので」。そう断った上で「どちらにせよ、途中からにせよ、チームのために貢献したいですし、最初からでもやるべきことは変わらないかなと思います」と話した。
左サイドでのウイングプレーだけにとどまらず、シャドーとして中に入ってゴールに向かうこともできる。「南野選手のように、出した後に入っていったり、FWをサポートする動きというのは必要かなと思います」と複数ポジションにも意欲を示した。
長距離移動や、環境にも動じないタフなメンタルも持ち味だ。初戦でオーストラリアを下すなど、どこか不気味な雰囲気。そこへ中東ならではの深く荒れた芝生も日本の行く手を阻もうとする。
「まっすぐ転がらないところはあるので、いつも通りプレーできないところはあるかもしれないですけど。そこはチームとして助け合えれば、走ればどうにかなるところはあると思う。中で解決していければ」とたくましさを口にした。
