starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

「欧州選手権との2冠なんて夢のよう」五輪決勝に臨むスペイン代表フェルミン・ロペスが願望語る


スペイン代表のフェルミン・ロペス(右)(ロイター)

ルセロナに所属するU-23スペイン代表MFフェルミン・ロペス(21)が五輪制覇まであと一歩に迫る中、「欧州選手権と五輪の2冠を達成できるなんて夢のようだ」と願望を口にした。

スペイン代表は9日、パリオリンピック(五輪)・男子サッカー決勝でホスト国のフランスと対戦する。日本戦でも2ゴールを挙げ、今大会大活躍のフェルミン・ロペスがこの大一番を目前に控え、スペイン紙マルカのインタビューに答えた。同紙がそのもようを試合同日に掲載した。

フェルミン・ロペスはその際、A代表とU-23代表でチームメイトのバエナ(ビリャレアル)と並びスペイン人選手として初となる、同じ夏に欧州選手権と五輪の2冠を達成するという偉業まであと1勝に迫っていることについて、「それは知らなかった。そんな2冠を達成できるなんて夢のようだよ。アレックス(バエナ)も僕もとても興奮しているし、それを成し遂げたいと思っている。実現できることを願うよ」と意気込みを語った。

かつて、この偉業を達成したことがある選手はフランス人のアルベール・ラストのみ。それは40年前の1984年のことで、母国フランス開催の欧州選手権、ロサンゼルス五輪を制していた。

フェルミン・ロペスは続けて、欧州選手権に優勝したA代表とパリ五輪のU-23代表の類似点について、「どちらもひとつのファミリーだと言える。ロッカールーム内に素晴らしいグループがあるんだ。ピッチでお互いを大いに助けあっているし、そのことが試合で感じ取れる」と雰囲気の良さをアピールした。

A代表のデラフエンテ監督とU-23代表のサンティ・デニア監督については「監督にはそれぞれ違ったものがある。確かに2人は集団をより重要視するという点では似ているし、そのおかげで僕たちは素晴らしいファミリーとなり、ピッチ上でもそれを示すことができる大きな助けになっていると思う」と印象を語った。

A代表の選手から何らかの連絡をもらったかという質問に対しては「アルバロ(モラタ)から祝福のメッセージをもらったよ。彼はいつも僕のことを気にかけてくれているんだ。欧州選手権の時から素晴らしい関係を築いている」と明かしていた。

また、フェルミン・ロペスは今大会の個人的な出来に関して、「満足しているよ。何が起ころうとも僕たちにとって素晴らしい大会だ。この経験を楽しんでいるし、有終の美を飾れることを願っている」と充実していることを認めていた。

スペインは今大会に優勝した場合、1992年のバルセロナ大会に続き、史上2回目の五輪制覇となる。(高橋智行通信員)

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.