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<パリオリンピック(五輪):サッカー・日本0-1米国>◇3日◇女子準々決勝◇パルク・デ・プランス競技場
【パリ3日=佐藤成、阿部健吾】サッカー女子準々決勝で、日本代表なでしこジャパン(FIFAランキング7位)が米国(同5位)に延長の末、0-1敗れ、2大会連続のベスト8で終わった。
過去39戦で1勝という苦手の米国に力負けした。昨年のFIFA女子ワールドカップ(W杯)も含め、五輪とW杯の3大会連続でベスト8の壁を破れなかった。
池田太監督は「選手たちのハードワークが報われる結果にならなかったのが残念。最後まで戦ってくれたことをうれしく思いますし、素晴らしいチームだった」と話した。
1次リーグ初戦でDF清水梨紗が負傷離脱。この日はブラジル戦でスーパーロングシュートを決めたMF谷川萌々子もコンディション面に問題があるのか、ベンチ外となった。
それでも総力戦で、米国相手にほぼ互角に戦った。指揮官は「選手一人一人成長をしてくれた。全員で一体感を持って戦えた」と総括した。
最後の円陣では「ここで我々の旅は終わったけれども、みんなの人生、なでしこは続いていく」と言葉をかけた。
就任3年で女子W杯、五輪と世界大会を戦った。「五輪は日本の方の熱量も高い。あと1、2試合戦う姿を見せたかった」と悔しさをにじませた。自身の去就や監督続投の話について問われると「まだこれからのことは、今、どうこうの問題ではない」と明言することはなかった。