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【なでしこ】藤野あおば、痛み止めで強行先発出場「ノーマルの状態だったらプレーは難しかった」


藤野あおば

<パリオリンピック(五輪):サッカー・日本0-1米国>◇3日◇女子準々決勝◇パルク・デ・プランス競技場

【パリ3日=佐藤成、阿部健吾】五輪サッカー女子日本代表なでしこジャパン(FIFAランキング7位)が準々決勝で米国(同5位)に0-1敗れ、2大会連続のベスト8で終わった。過去39戦で1勝の強敵に力負けした。昨年の女子W杯も含め、メジャー大会で3大会連続でベスト8の壁を破れなかった。

ブラジル戦前に古傷の状態が悪化してメンバー外が続いていたMF藤野あおば(20=マンチェスター・シティー)が痛み止めを飲んで強行出場したことを明かした。

ブラジル戦前日まで練習に参加していたが、7月28日の当日朝に痛みが出て急きょ欠場が決まった。歩行も困難で、同29日には松葉づえ、車いすでの移動を余儀なくされた。

そこから6日後の準々決勝で先発出場。「TUE(治療使用特例)の申請挟みながら(痛み止め)注射を行って。物理的に痛みを感じないようにさせてたところはありますし、今日もノーマルの状態だったらプレーは難しかったところだった」と話した。負けたら終わりの一発勝負で、焦る気持ちもあった。「自分もできる状態だったら力になりたいというところはあったので、(池田)太さんとドクターとうまく話しながら、プレーするコンディションにもっていった」。今後は手術の可能性も視野に入れながら、ベストな選択をしていく。

スペイン戦で豪快な直接FKによる先制点を奪った。この日の米国戦では守備に奔走し、持ち味の攻撃的な怖さを発揮することができなかった。「自分を見損なったじゃないですけど。もっとできたと思いますし、それができなかったのは今の自分の実力で。休んで、アメリカの試合、スタートででて、自分が入ることによってメンバーに入れない選手もいる中で、何もできずにベンチに下がった」と自分を責めた。

さらに「試合終わって悔しい気持ちもありますし、本当だったら、自分も一緒に泣いて悔しがりたいところ」としながら「そこまでの資格がない気がする。今回の試合を受け止めて前に進まなきゃいけないですし、より強く、うまく、チームを支えられるような選手になりたいとも思っている」と力を込めた。

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