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【五輪代表】斉藤光毅、兄宏成さんと磨いた仕掛けを武器に「恩返ししたい」パラグアイ戦活躍誓う


7月19日、パリ五輪初戦パラグアイ戦に向けて調整するサッカー男子日本代表MF斉藤光毅

【ボルドー(フランス)20日(日本時間21日)=佐藤成】パリ五輪サッカー男子日本代表が公式練習をスタートさせた。五輪スタッフが管理する施設でのトレーニングで、荷物検査などのセキュリティーレベルも一段階アップ。本番モードが増す中、MF斉藤光毅(22=ロンメル)が兄宏成さん(24)と磨いた1対1の仕掛けを武器に、24日の1次リーグ初戦パラグアイ戦での活躍を誓った。

10番として大会に臨む斉藤が、仕上がってきた。約1時間の練習で、最後のゲーム形式のメニューではゴールを決めるなど、存在感を示し、「状態は上がってきていると思います」と納得の表情を見せた。

2歳上の兄を常に追って、この舞台までたどり着いた。幼い頃は野球をやりたかったが、兄の影響で自然とボールを蹴るように。「今も遊ぶ時はお兄ちゃんが『ここ行こうぜ』といってくれて、一緒についていく感じです」と変わらず追い続けている。

公園での1対1がサッカーの原点だ。「1対1で負けまくった。それが嫌で負けず嫌いになりました」と懐かしむ。悔しくて自身が先に手を出し、周囲が引くほどの大げんかに毎回発展。泥だらけ、傷だらけでどちらかが泣いて帰るのが日課だった。そんな弟を「世界一の弟で親友みたいな存在で大好きです」と評す兄は「負けても負けても勝つまでやり続ける弟で『今は負けていても未来を見据えて勝ちを狙っている』そんなところが光毅のすごみ、強さ」と分析する。

斉藤にはパラグアイ戦でどうしても活躍したい理由がある。試合翌日の25日は兄の誕生日だからだ。「気負い過ぎちゃうので普段通りプレーしたい」といいつつ「自分の活躍がたぶん一番家族もうれしいと思う。しっかり恩返ししたい」。両親とともに23日からフランス入りする兄に最高の誕生日プレゼントを届ける。

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