大谷翔平の希少性をエンゼルス元同僚の相手コーチが熱弁「細かいことを大事に」

ホワイトソックス対ドジャース　試合前、ホワイトソックスのテムズ打撃コーチ（右）とあいさつを交わすドジャース大谷（撮影・横山健太）

＜ホワイトソックス－ドジャース＞◇24日（日本時間25日）◇ギャランティードレート・フィールド

ドジャース大谷翔平投手（29）が、元エンゼルスのコーチ陣らと続々と再会した。試合前のキャッチボールを終えると、昨年エ軍に所属していたテムズ打撃コーチと談笑。その後、ドルー・ブテラ捕手コーチ（40）とも笑顔で握手を交わした。ブテラ捕手コーチは22年から2シーズン、エンゼルスに所属。「彼は素晴らしい人間。会えてすごく良かった」と再会を喜んだ。

エンゼルスではブルペンコーチなどを務め、投打の二刀流で活躍する大谷を間近で見てきた。「1つのポジションでも難しいことなのに、彼は投手と打者、両方でベスト。それが最も印象的だった」と語り、練習へ取り組む姿勢についても「どれだけ細かいことを大事にしているか。バンドを使った腕のケアだったり、（練習する）ボールの重さだったり。ベースランニングにしても、何にしても、彼は最高の選手になりたいと思っている。1つのことだけじゃなくて、全てでベストを求めているのは、とても印象深かった」と、大谷の希少性を熱弁した。