エムバペ、地元開催のパリ五輪出場が厳しい状態、所属Ｒマドリードが不許可の方針

キリアン・エムバペ（2022年撮影）

レアル・マドリードFWキリアン・エムバペ（25）が、地元開催のパリオリンピック（五輪）出場が難しくなった。オーバーエージ（OA）でも出場を目指したが、移籍したばかりのR・マドリードが許可しない可能性が高まった。

英スカイスポーツは17日（日本時間）「エムバペがレアルに移籍したことで、パリ五輪出場は厳しいとみられる。フランスが欧州選手権決勝に進出すれば、決勝戦の10日後にはパリ五輪が開幕する」と報じた。

またエムバペのコメントも紹介し「レアルはオリンピックに関してハッキリとした意見を持っている。オレはおそらくパリ五輪に出場しないことになりそうだ」とした。

エムバペの五輪出場は、フランス国民の関心事。マクロン大統領自ら出場を要求したこともあった。しかし出場可否の決定権はRマドリードにある。このほど、Rマドリードの情報を専門的に報じる「マドリード・ユニバーサル」は「レアルはフランスサッカー連盟に公式文書を送った。“パリ五輪には所属するどの選手も派遣しない”との内容だ」と伝えている。