ヤンキース・ジャッジ29号満塁弾「打った瞬間、フェンスを越えると思った」攻守に活躍も敗戦

ヤンキースのジャッジはメッツ戦の8回に満塁本塁打を放つ（ロイター）

＜メッツ9－7ヤンキース＞◇25日（日本時間26日）◇シティフィールド

ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手（32）が今季最初のサブウェイシリーズとなる敵地でのメッツ戦で29号満塁弾を放った。

6点を追う8回2死満塁で救援右腕ギャレットの99マイル（約159キロ）フォーシームをとらえ、センターフェンス向こうのブルペンにたたき込む2試合ぶりの29号。ジャッジにとってはメジャー7本目の満塁弾で、チームはこれで2点差に詰め寄った。

守備では6回2死二塁でセンターの浅いライナー性の当たりをダイビングキャッチして捕球し、失点を阻止。チームは右肘炎症から復帰したエース右腕コールが4回を6失点と打たれ敗戦したが、ジャッジは注目の集まるシリーズで攻守で魅せた。

試合後は「打った瞬間、フェンスを越えると思った」と手応え。本塁打王争いはこれで2位のオリオールズのヘンダーソンに4本差をつけ両リーグトップ。同3位はこの日24号本塁打を放ったドジャース大谷、4位が21本でブレーブスのオズナら3人が並んでいる。