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<明治安田J1:東京1-1磐田>◇16日◇味スタ◇第18節
ジュビロ磐田に絶対エースが帰ってきた。負傷離脱していたFWジャーメイン良(29)が、FC東京戦で戦列復帰を果たした。
トップ下のMF山田に代わり、後半15分から投入された。5月6日の東京ヴェルディ戦で相手選手と激突し、額を骨折。1カ月と10日ぶりの公式戦となった。負傷した時点でリーグ11ゴールと得点ランキングの首位を独走していたストライカー。この日は黒のヘッドギアを装着し、以前と変わらぬアグレッシブな姿を披露した。
中盤からボールを引き出し、切れのいい動きで相手ゴールに向かった。同29分には持ち前のフィジカルの強さを発揮。東京DF森重を振り払い前進すると、後方から倒されてFKを獲得した。そして頭部負傷明けでありながら空中戦も恐れずに競り合った。ジャーメインが入ったことでボールが前線で収まることで、チームも敵陣に入ってプレーする回数が増えた。
試合は前半22分、磐田が右CKからMF平川がゴール前へ入れたボールをDFリカルド・グラッサが頭で合わせてゴール。先手を奪った。
だが後半40分に東京に追いつかれる。FKからDF徳元がゴール前へ送ったボールをFW安斎に頭で豪快に押し込まれた。
後半のアディショナルタイムは13分を超えたが、スコアは動かず。試合は1-1のドローに終わった。