starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【C大阪】小菊昭雄監が2桁得点者誕生を期待 丸2年逆転勝利なしで26日から後半戦へ


取材に応じるC大阪小菊監督(24年6月19日撮影)

セレッソ大阪小菊昭雄監督(48)は25日、オンライン取材に応じ、26日のサガン鳥栖戦(ヨドコウ)から始まるリーグ後半戦での救世主登場を期待した。

前半戦19試合で14得点をマークし、得点王争いで首位に立つFWレオ・セアラ(29)に続く点取り屋が不在という事情を念頭に、指揮官は「サブメンバーを含めて、勝負を決定付けられる選手が出てくることを期待したい。自分が試合を決めるんだという選手、10得点くらいしてくれるような選手が、後半戦は出てくることを期待したい」と語気を強めた。

開幕8戦無敗で一時は首位に立ったものの、現在は7位。チーム総得点の26ゴールは20チーム中10番目で、レオ・セアラの14得点の次はMF田中駿汰(27)の2得点で、複数得点はこの2人しかいない。

「勝ちきる強いチームにしたい」。前半戦を7勝8分け4敗で折り返した。4敗は上位3強と同じだが、引き分け数が多すぎた。このドローからいかに勝利に移行できるかが、後半戦のカギを握る。得点力不足の解消と同時に、ここぞの場面で決めきる勝負強い選手がほしい。

22年7月16日の敵地ガンバ大阪戦を最後に、逆転勝ちも丸2年ない。もちろん、先行逃げ切りが理想だが、逆転勝利は予想を超える勢いがチームに生まれる。先行を許した時点で、勝利期待度が極めて低くなる現状も打破したい。

昨年途中にFW加藤陸次樹が広島へ移籍し、今年は期限付き移籍から復帰予定だったFW藤尾翔太がFC町田ゼルビアに完全移籍してしまうなど、クラブの編成問題が根底にはびこるとはいえ、17年に22得点をマークしたFW杉本健勇(現J3大宮アルディージャ)以降、2桁得点した日本人選手がいない。

今季前半戦で2桁得点したのは、レオ・セアラ以外では12得点のFWアンデルソン・ロペス(横浜Fマリノス)、11得点のFWジャーメイン良(ジュビロ磐田)、10得点のFW鈴木優磨(鹿島アントラーズ)の3人だけ。限りなく高いハードルではあるが、指揮官の言うように、C大阪からも希望を抱かせる選手の台頭はほしい。

ポジション的にはMF上門知樹(27)、柴山昌也(21)、FW渡辺りょう(27)、山田寛人(24)、北野颯太(19)ら日本人選手が期待に応えたい。

ホームでの鳥栖戦は3連勝中で相性はいい。小菊監督は「(後半戦)最初の大切な試合を、ホームで勝利でスタートしたい。とにかく決めきる、チャンスをたくさん構築していく、後半戦にしていきたい」。逆転でのリーグ初制覇へ、鳥栖戦は重要な試合になる。

◆C大阪がJ1に復帰した17年以降のチーム内最多得点者 17年が杉本健勇の22得点、18年が高木俊幸と丸橋祐介の6得点、19年が水沼宏太と奥埜博亮の7得点、20年がブルーノ・メンデスの9得点(日本人は清武弘嗣の8得点)、21、22年が加藤陸次樹の7、6得点、23年がレオ・セアラの12得点(日本人は上門知樹の4得点)。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.