上原浩治氏と栗原恵氏が16日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」に御意見番として出演。ヤクルト奥川恭伸投手（23）について語った。
上原氏は「肘のけがで手術という手段を選択せずにリハビリで、どうにか復活しようという気持ちから、他の部分、骨折やいろんなところを怪我しているので、本当によかったかなと思う」と語った。
現役時代に膝の手術などで1年間休養したこともある栗原氏は「私も1年間のリハビリの経験があるが、奥川選手みたいな2年間というのはないので、1年間でも先が見えず、もう一度舞台に帰ってこられるかなという不安がたくさんあったので、本当にこの期間に出会った人とは、いいご縁がたくさん恵まれていると思うので、さらにいい経験にして活躍してくれるんじゃないかなと、あっぱれ！をあげたいです」とコメントした。
奥川は14日の「日本生命セ・パ交流戦」のオリックス戦に先発し、最速151キロで5回7安打1失点と好投。808日ぶりの1軍マウンド、21年10月8日阪神戦（神宮）以来となる自身980日ぶりの白星を挙げた。
22年3月29日の巨人戦（神宮）で右肘痛を発症し、昨年7月の練習中には左足首を骨折していた。試合後は涙のインタビューとなった。
