<日本生命セ・パ交流戦:ロッテ-DeNA>◇13日◇ZOZOマリン
貫禄の一振りだった。DeNA筒香嘉智外野手(32)が2回先頭、先制の6号ソロをかっ飛ばした。ロッテ西野に直球2球で簡単に追い込まれるも、内角高めボール気味の145キロ直球をしばいた。
右中間席まで軽々と運ぶ3試合ぶりの1発に「追い込まれていましたが、ストレートをしっかり上からたたくことができました。先制することができうれしいです」と笑みを浮かべた。ベンチに戻ると、味方ナインからハイタッチならぬ“ロータッチ”で迎えられた。
前日12日の同戦でも、1点を追う7回1死満塁、ロッテ東妻から中堅右への逆転の2点適時二塁打を放ち、快勝の立役者となった。試合前時点で打率2割4分7厘、出塁率3割3分、OPS・835を記録していた背番号25が、またもチームに貴重な1点をもたらした。