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【ソフトバンク】球団ワースト3位の18残塁でドロー 小久保裕紀監督「ホームが遠い試合」


ソフトバンク対オリックス 11回裏、サヨナラの好機を逃し、投手交代を告げた後に厳しい表情でベンチへ戻る小久保監督(撮影・岩下翔太)

<ソフトバンク3-3オリックス>◇20日◇ペイペイドーム

首位ソフトバンクは再三の好機を生かせず、今季2度目の引き分けで4時間46分の試合を終えた。オリックス投手陣から14四死球をもらいながら、適時打なしの3得点。18残塁は延長を含めて球団では2リーグ制後ワースト3位で、同1位の20残塁に迫る拙攻だった。小久保裕紀監督(52)は「今日は残塁いくつかな? 18? ハハハ…」と苦笑いするしかなかった。

得点シーンは極めて異例だった。1死から3四球で満塁とし、柳田が押し出し死球。なお1死満塁で山川が中犠飛。近藤の四球で再び満塁とし、栗原が押し出し四球を選んだ。無安打ながら、6四死球をもらって3得点。小久保監督は「あんな野球もあるんやなと思いながら。でも、ホームが遠い試合でしたね」と淡々と振り返った。

一方、投手陣は奮闘。先発モイネロが4回3失点で降板し、後を受けた6投手が無失点リレーでつないだ。指揮官は「頑張ったよ。もう、本当に」とねぎらう。「チャンスをつぶすと必ずピンチはある。あれだけチャンスをつぶした後に中継ぎがずっとゼロ。よく頑張ったと思います」。ただ、松本裕、オスナ、津森、杉山が2連投。シーズン序盤の3連投は避けたいところで、小久保監督は「明日、どうしましょう」と試合後に早くも悩みを抱えた。

この日は20年ぶりに復活したイベント「白のキセキ2024」の初戦。真っ白に染まったペイペイドームで白星を挙げることはできなかったが、負けてもいない。21日は残塁祭の鬱憤(うっぷん)を晴らし、2カードぶりの勝ち越しを狙う。【只松憲】

ソフトバンク・モイネロ(今季最短の4回3失点降板)「全体的には悪くなかったけど、相手にうまく対応されてしまった。特に変化球をしっかり見極められてしまったと思う。次に向けてまた頑張ります」

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