starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【U23日本代表】荒木遼太郎、初先発で存在感発揮「あれは自分触れていないので歩夢のゴール」


U-23日本代表MF荒木遼太郎(3月24日撮影)

<U-23アジア杯カタール大会:日本2-0UAE>◇19日◇1次リーグB組◇第2戦◇ドーハ

【ドーハ19日(日本時間20日)=佐藤成】サッカーU-23(23歳以下)日本代表が、パリオリンピック(五輪)アジア最終予選を兼ねるU-23アジア杯・1次リーグ第2戦でUAEに2-0で勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。

インサイドハーフで今大会初先発を果たした荒木遼太郎(22=FC東京)が存在感を発揮した。中盤を構成したMF山本理仁(22=シントトロイデン)MF川崎颯太(22=京都サンガF.C.)との関係性からトップ下のような役割を果たし、フリーに動き回って攻撃の起点になり続けた。個人のパフォーマンスについて問われると「悪くなかったかなと思いますし、ボールにも絡めてたし、チャンスも演出できていたので」と手応えを口にした。一方で「あと1歩、ゴール、決定力っていうところは次の試合は上げていきたいなっていう風に思ってます」とも課題を挙げた。

その決定力という意味では、“ゴール未遂”があった。後半16分、DF大畑歩夢(22=浦和レッズ)の左クロスに対してニアゾーンに走り込み、フリックするような形でゴールネットを揺らした。しかし、VARが介入し、その直前のプレーがオフサイドの判定となって、得点が取り消された。「歩夢が持った時にスペースが空いていたので、ボールに合わせてクロス上げたり、フリックで打ったりしようかなと思っていたんですけど、あれは自分触れていないので、歩夢のゴールですね」とノータッチであったことを明かした。前半にもクロスバー直撃のシュートを放つなど、コンディションやゴール前のフィーリングが良いことは試合を通して明らかだった。

初戦の中国戦は退場者を出したアクシデントもあり、出番が回ってこなかった。その悔しさから熱い思いで試合に臨んだかと思いきや、冷静だった。「特には変わらない気持ちで入りましたし、意外と今日はリラックスしながら入れました。緊張も全然しなかったです」。平常心がハイパフォーマンスを後押しした。荒木を含め、先発メンバーを初戦から7人入れ替えながら、完勝した。「ここにいる選手たちは、本当に誰が出ても変わらないサッカーができると思うし、ポテンシャルがある。それが今回、1試合目サブの人たちがでて、違った持ち味をみんなが出しながらの勝利はさらにチーム力が上がったのかなと思います」と納得の表情を浮かべた。激しい競争が、さらなる高みにチームを引き上げる。

    Loading...
    アクセスランキング
    starthome_osusumegame_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.