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新たな捕手像づくりへ=DeNA松尾、先発出場に意欲―プロ野球・飛躍への一歩(2)


 扇の要に躍り出るか。DeNAの松尾汐恩捕手(大阪桐蔭高)は8日に始まった新人合同自主トレーニングで軽快な動きを披露した。入団決定後は体づくりに励み、体重を2キロ増やして参加。成果を感じるそうで、第1クールを終えて「しっかり良いスタートを切れた」と実感を込めた。  球団では1989年入団の谷繁元信さん以来となるドラフト1位捕手。春夏計4度出場した甲子園で通算5本塁打を放つなど、強肩強打を武器にプロの世界へ飛び込んだ。「新しい選手像をつくりたい」。走攻守そろった捕手として飛躍を期す。  自主トレでは高校の大先輩、中田翔内野手(巨人)のモデルを参考に作ったバットを振り込む。「自分も中田選手のように活躍できるように」と誓い、汗を流す。  昨年はロッテの松川虎生捕手が高卒1年目で開幕スタメンをつかみ、佐々木朗希投手の完全試合達成も後押しした。DeNA捕手陣は昨季93試合に出場した嶺井博希がソフトバンクにフリーエージェント(FA)移籍。松尾も「即戦力で出られるように、しっかりスタメンを狙っていきたい」と話す。  三浦大輔監督は「型にはめず、伸ばせるところはどんどん伸ばして、(球界を)代表する選手になってもらいたい」と松尾の育成プランを語る。本人は「まずは環境に慣れながら、自分の最大限の力を出せるように頑張りたい」。静かに闘志を燃やしている。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕DeNAの新人合同自主トレーニングでキャッチボールする松尾=10日、神奈川県横須賀市
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