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ワリエワに「過失なし」=WADAは懸念示す―ロシア反ドーピング機関


 【ニューヨーク時事】昨年2月の北京五輪でドーピング問題が発覚したフィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(ロシア)について、調査を行ったロシア反ドーピング機関(RUSADA)が「選手自身の過失はない」と認定したことを13日、世界反ドーピング機関(WADA)が公表した。WADAは、RUSADAの判断に懸念を示し、裁定書の提出を求めている。  当時15歳だったワリエワは、2021年12月のロシア選手権で採取された検体から禁止薬物が検出されたことが判明。北京五輪での成績は暫定的な扱いとなっている。RUSADAは検体を採取した競技会の成績は失格とするが、資格停止などの処分は科さないことを決めた。   RUSADAの対応の遅れを問題視していたWADAは、ワリエワの4年間の資格停止処分などを求めて、既にスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴している。(了)【時事通信社】
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