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「いい守備」は前田から=「スピードでびびらせる」―W杯サッカー


 強豪ドイツに対し、日本は真っ向勝負を挑むつもりだ。「いい守備から、いい攻撃へ。われわれが主体的に戦う」。森保監督の掲げるスタイルを実現するには、まず守備の迫力が必要。カギになるのは前田の前線からのプレスだ。  後方からつないで攻撃を組み立てるドイツのDFを、前田がどう追い込むかがポイント。「僕がスイッチ役になって、チームとして連動していきたい」。サイドでも中央でも、中盤と連係してうまく囲い込めれば、日本は速攻につなげられる。  「ゴールやアシストもできればいい」。FWである以上、守備だけでは終われない。ドイツ1部リーグで戦う鎌田が「後ろの選手はバイエルン・ミュンヘンほど質は高くない」と指摘するように、ドイツ守備陣には隙もある。攻撃時にがらりと空くDFの背後は狙い目だ。  大迫(神戸)やセルティックで同僚の古橋ら、FW陣の競争を制してつかんだ代表の座。所属チームでは欧州チャンピオンズリーグ(CL)も経験し、自信を深めた。「プレスはCLでも相手が嫌がっている印象があった。スピードで、びびらせる」。力強く誓った。(ドーハ時事)。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕練習する前田(手前)=21日、ドーハ
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