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9大会ぶり、サッカー熱起こせるか=カナダ、監督は異色経歴―W杯サッカー・注目国(3)


 旋風を巻き起こせるか―。カナダは1986年メキシコ大会以来、9大会ぶりの出場。長い間メキシコと米国の2強状態だった北中米カリブ海予選を堂々の1位で勝ち抜き、本大会へ駒を進めた。  英国出身のハードマン監督は異色の経歴の持ち主だ。プロ選手の経験はなく、2006年からニュージーランド女子を指揮。11年からカナダ女子を率い、五輪2大会連続で銅メダルに導いた。その実績が評価され、18年に男子監督に就任。女子W杯にも出場経験があり、W杯で男女のチームを指揮する史上初の監督になる。  もともとアイスホッケーが盛んな国だが、移民大国でさまざまなルーツを持つ選手であふれる。07年にトロントが米メジャーリーグ・サッカー(MLS)に参戦し、後にモントリオールなどが加盟。有望な選手がMLSを経由して欧州へ渡る道筋もでき、リベリア人の両親を持つ快速ウイングのデービス(バイエルン・ミュンヘン)、ジャマイカ系のMFブキャナン(クラブ・ブルージュ)ら若き才能が台頭した。  ハードマン氏が土壌をつくったカナダ女子は昨夏の東京五輪で初優勝。カタールの4年後、26年W杯は米国、メキシコと共催することが決まっており、今大会の結果次第で国内のサッカー熱はさらに高まるだろう。「われわれはフットボールの国だ」。指揮官は力を込める。  メキシコ大会はゴールすら奪えずに1次リーグ3戦全敗。前回準優勝クロアチア、3位ベルギーなどと同組の今大会も厳しい戦いが予想される。まずは初得点、初勝利で勢いに乗れるかが、カギになりそうだ。 (時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕北中米カリブ海予選、ジャマイカに快勝してW杯出場が決まり、喜ぶカナダの選手=3月27日、カナダ・トロント(EPA時事)
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