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愛称は「ロス・ティコス」=日本と対戦するコスタリカ―関係者に聞く・サッカーW杯(2)


 ◇ハングリー精神、練習「バチバチ」=コスタリカ2部経験の斉藤さん  中米ではキューバやドミニカ共和国など野球が盛んな国があるが、コスタリカではサッカーが国民的スポーツだ。  昨年、コスタリカ2部リーグのカリアリ・ポコシでプレーした日本人がいる。J1柏の下部組織出身の斉藤誠司さん(36)。16歳でブラジルに渡って以来、欧州、アジアを経て、コスタリカが11カ国目だった。「選手の技術はブラジルや日本の方がうまいが、粘り強さ、球際ではコスタリカの方が上だった」と振り返る。  代表チームの堅守速攻スタイルに合わせて守備的な戦術を用いるチームが多く、練習でも守りにかなり時間を割くという。ベースとなるのは1対1の強さ。その源はハングリー精神だ。  ブラジルほどではないものの、貧富の差がある。年俸は1部リーグの高い選手でも1000万円前後。名を上げて欧州や米国などを目指す選手であふれている。当然、チーム内の競争は激しく、「仲間同士で削り合いをする。試合前日もバチバチで、監督も『それくらいやれ』という感じで止めない」。  サポーターも熱狂的なことで知られる。「給料が応援しているチームのチケット代に消えていく。負けたら選手は街を歩くとぼろくそに言われることもあるが、勝つとスーパースター」。国中の期待を背負って、カタールへ乗り込んでくる。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕コスタリカ2部リーグでプレー経験がある斉藤誠司さん=8月22日、東京都内 〔写真説明〕コスタリカ2部リーグ、カリアリ・ポコシの入団記者会見をする斉藤誠司さん=2021年2月、サンホセ(本人提供) 〔写真説明〕大陸間プレーオフを制したコスタリカ代表のW杯出場決定を祝う人々=6月14日、サンホセ(EPA時事)
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