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揺らぐ立場「首の皮一枚」=長友の危機感と自信―W杯サッカー・サバイバルへの覚悟(上)


 サッカー日本代表は11月開幕のワールドカップ(W杯)カタール大会に向け、6月にブラジルなどと4連戦を行った。本番の定位置争いが注目される選手の現状を探った。  ◇  自身4度目のW杯を目指すDF長友佑都(F東京)は、危機感を抱いている。「レギュラー争いも、W杯のメンバーに入るのも、ぎりぎりの戦い。首の皮一枚つながっている状況」  左サイドバックを主戦場に、2010年W杯南アフリカ大会から3大会連続出場。国際Aマッチ136試合出場は歴代2位の数字だ。しかし東京五輪代表の中山(ズウォレ)に定位置を脅かされ、W杯アジア最終予選では低調なパフォーマンスから限界を指摘する声も。最後にフル出場したのは昨年9月のオマーン戦までさかのぼる。欧州から昨年復帰したJリーグでも常にスタメンに名を連ねているわけではない。  だが、さすがの存在感を見せたのが6日のブラジル戦。故障で外れた酒井(浦和)の代役を務める形だったものの、右サイドバックに入ると、相手の若きエース、ビニシウスを自由にさせなかった。「相手が強くなればなるほど価値、実力を発揮できる」。ここに来て、ドイツで急成長している23歳の伊藤(シュツットガルト)も代表デビューを果たしたが、ここぞの守備は実績十分だ。  過去、日本で4大会連続のW杯メンバーに選ばれたフィールドプレーヤーはいない。9月に36歳になる。「しびれる展開だなと思う。これまでも数々の逆境を乗り越えてきた。争いを楽しみたい」。自分の現在地をそう語る表情には、自信さえ漂う。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕ブラジル戦で右サイドバックに入った長友(中央)=6日、東京・国立競技場
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