
ミューザ川崎シンフォニーホール 事業企画課
Tel. 044-520-0100(代)/Email: press@kawasaki-sym-hall.jp
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真夏のオーケストラの祭典「フェスタサマーミューザKAWASAKI 2025」 17日間・18公演の全ラインアップを発表!
ミューザ川崎シンフォニーホール(神奈川県川崎市幸区大宮町1310)は、2025年7月26日(土)~8月11日(月・祝)の17日間にわたり開催する真夏のオーケストラの祭典「フェスタサマーミューザ KAWASAKI 2025」の全ラインアップを発表いたします。
フェスタサマーミューザKAWASAKIとは、ミューザ川崎シンフォニーホールと川崎市が主催し、開館翌年の2005年から毎夏に開催している音楽祭です。開催21回目を迎える2025年は、「夏にゃ祭りを。祭りにゃミューザを。」を合言葉に、充実のコンサートをお贈りします。音楽祭の中心となるプロ・オーケストラ公演では、川崎市フランチャイズオーケストラの東京交響楽団をはじめとする首都圏10団体に加えて、首都圏外からは「九州交響楽団」が初登場、全11楽団が日替わりで競演します。
このほか、恒例のパイプオルガン公演、ジャズ公演、子ども向け公演、市内大学公演など多彩なラインアップでお届けします。また毎年ご好評いただいている公演前の「プレトーク」や「プレコンサート」、音楽祭の期間中に近隣提携店舗で割引やドリンクサービスなどが受けられる「パートナーショップ」、名物新聞「ほぼ日刊サマーミューザ」など“音楽祭をもっと楽しむ”ための企画も満載。さらに新たなキービジュアルにちなんで、期間中に浴衣でご来場の方には特製ステッカーを進呈します。チケットは4月24日(木)より一般発売、この夏もぜひサマーミューザをお楽しみください。
・フェスタサマーミューザKAWASAKI 2025公式サイト https://www.kawasaki-sym-hall.jp/festa/
・お問合せ:ミューザ川崎シンフォニーホールチケットセンター 044-520-0200(10:00~18:00)
◆フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2025 開催概要
[イベ ント 名 称] フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2025
[会 期] 2025年7月26日(土)~8月11日(月・祝) ※17日間
[会 場] ミューザ川崎シンフォニーホール(16公演)
昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワ(2公演)
[公 演 数] 全18公演 (プレイベント除く)
[主 催] 川崎市、ミューザ川崎シンフォニーホール(川崎市文化財団グループ)
[共 催] 昭和音楽大学(出張サマーミューザ@しんゆり!公演のみ)
[後 援] 川崎市教育委員会、公益社団法人日本オーケストラ連盟、J-WAVE、TBSラジオ
◆サマーミューザ2025の注目ポイント
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Point 1) 新時代の才能が台頭!各楽団シェフ級も大曲で競演
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写真左上から)熊倉優©堀田力丸/小林資典©読売日本交響楽団/松本宗利音©飯島隆/太田弦©勝村祐紀/出口大地©hiro.pberg berlin/ジョナサン・ノット©K.MIURA/高関健/上岡敏之©武藤章/沼尻竜典/下野竜也©Shin Yamagishi/原田慶太楼©Masatoshi Yamashiro
2025年のサマーミューザは、新時代の若きアーティストたちが台頭!特に指揮者陣に、次世代を切り拓くフレッシュな顔ぶれがずらりと並びました。本場ドイツの歌劇場で活躍を続ける熊倉優(7/30・東京都交響楽団)や小林資典[初](7/31・読売日本交響楽団)、各地のオーケストラに引っ張りだこの新星・松本宗利音[初](8/4・NHK交響楽団)、ハチャトゥリアン国際コンクールの覇者・出口大地(8/6・東京フィルハーモニー交響楽団)、九州交響楽団を牽引する若き首席指揮者・太田弦[初](8/7)といった新世代が、各オーケストラとともに創り出す音楽にどうぞご注目ください。
また各楽団のシェフ級指揮者による、重厚なプログラムも健在です。ジョナサン・ノット(7/26・東京交響楽団オープニング)の“言葉のない『指環』”、高関健のマーラー『巨人』(7/27)、上岡敏之(8/2・新日本フィルハーモニー交響楽団)のブルックナー7番、沼尻竜典(8/8・神奈川フィルハーモニー管弦楽団)のトゥランガリーラ交響曲などの大曲を披露、また下野竜也(8/9・日本フィルハーモニー交響楽団)、原田慶太楼(8/11・東京交響楽団フィナーレ)がこだわりの詰まった魅力的なプログラムをお届けします。
このほか、ソリストも人気ピアニストの阪田知樹(8/4・N響)、ヴィエニャフスキ国際コンクールの覇者・前田妃奈[初](8/6・東京フィル)、昨年も名演を聴かせた名手・服部百音(8/11・東響フィナーレ)をはじめ、奥井紫麻[初](7/30・都響)、北村朋幹(8/8・神奈川フィル)など注目の若手が続々登場、小山実稚恵(7/27・シティフィル)、菊池洋子(7/31・読響)、宮田大[初](8/9・日本フィル)などの深みを増すベテラン勢とともに華を添えます。
*[初]=サマーミューザ初登場、以下同
Point 2) 「九州交響楽団」が初登場!【画像】
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九州交響楽団
首都圏外のオーケストラを楽しめるのもサマーミューザの魅力。2019年から始まった首都圏外からの参加楽団には、 九州交響楽団 [初] が首席指揮者・ 太田弦 [初] とともにサマーミューザ初登場( 8/7 )。プログラムは、福岡・博多を代表する祭「博多どんたく」と「博多祇園山笠」からインスピレーションを得た「博多ラプソディ」を名刺代わりに、注目高まる若きソプラノ 高野百合絵 を迎えて『カルメン』抜粋、そしてカルメンのモチーフが現れるショスタコーヴィチの「交響曲第 5 番」。九州からの“熱風”をぜひホールで体感ください。
太田弦(首席指揮者)メッセージ
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この度はサマーミューザに参加させて頂けますことを嬉しく思っております。
今回は、昨年4月の私の就任定期演奏会でも取り上げたショスタコーヴィチの「交響曲第5番」を中心に、高野百合絵さんをソリストにお迎えしてこの交響曲と関連が深い「カルメン」の抜粋と、小出稚子さんが九響のために博多の祭をテーマに作曲して下さった「博多ラプソディ」を演奏します。
九響は福岡を拠点に九州で演奏していますので、関東圏では名前を聞くことはあっても、演奏を聴く機会はなかなか無いのではないでしょうか。
手前味噌ですが熱い演奏をする良いオーケストラですので、是非この機会に九響の演奏をお聴き頂けますと幸いです!
Point 3) 家族向けオーケストラ公演を新設(4歳~)、恒例ジャズ、オルガン、バレエ公演も
川崎北部エリアでの「出張サマーミューザ@しんゆり!」は、昨年から幅広い世代がカジュアルに楽しめるコンサートへリニューアルしました。今季はしんゆりのラインアップに、夏休みの子どもたちが気軽に楽しめるオーケストラ公演が新たに加わりました。パシフィックフィルハーモニア東京(8/9)と音楽監督・飯森範親による「みんなあつまれ!音の遊園地」は4歳以上から入場可能、『くるみ割り人形』や『威風堂々』第1番など、世界各国の名曲をお贈りします。また定番の名曲コンサートとして、東京交響楽団(8/3)と桂冠指揮者ユべール・スダーンが絢爛豪華な「展覧会の絵」と、神奈川出身の新進ピアニスト山縣美季[初]を迎えてモーツァルト最後のピアノ協奏曲、第27番をお届けします。
このほか、恒例企画も充実の内容が揃いました。「サマーナイト・ジャズ」(8/10)はジャズ部門ホールアドバイザーの宮本貴奈による特別企画。ジャズ、ポップスなど垣根を超えて活躍する宮本らしく、クロスオーバーでインターナショナルな実力派ミュージシャンが一堂に会する“夢の一夜”にご期待ください。
ミューザが誇るオルガンを堪能いただく人気シリーズ「真夏のバッハ」(8/3)は、オルガニスト徳岡めぐみ[初]がソプラノ隠岐彩夏[初]などの声楽陣を迎えてJ.S.バッハ×モーツァルトを組み合わせる個性的なプログラム。そしてホールアドバイザーの小川典子が開館当初からライフワークとして続けている子ども向け企画「イッツ・ア・ピアノワールド」(8/3)は、今年も子どもたちが舞台上で“全身で響きを感じる”体験をご用意してお待ちしております。
さらに川崎市内の2音楽大学公演も聴き逃せません。昭和音楽大学(8/3、指揮:田中祐子)は生誕150年のラヴェルを中心としたフランス・プログラム、洗足学園音楽大学は(7/29、指揮:キンボー・イシイ)毎年好評のバレエ・プログラムで『マ・メール・ロワ』『だったん人の踊り』などの名曲とともに目にも耳にも美しい舞台を創りあげます。
◆フェスタ サマーミューザKAWASAKIとは
フェスタ サマーミューザKAWASAKIは、川崎市とミューザ川崎シンフォニーホールが主催し、開館翌年の2005 年から毎夏に開催している音楽祭です。日本トップレベルのオーケストラの祭典として今年で21回目を迎え、また川崎市内にある2つの音楽大学、ミューザが誇るパイプオルガンの公演や、子どもたちを対象とした公演、バレエやジャズなどを加えバラエティ豊かなコンサートをお贈りしています。
クラシック音楽の「新しい聴き方・楽しみ方」を提案し続けてきたサマーミューザは、毎年約3万人が訪れる一大イベントに成長し、「音楽のまち・かわさき」を代表する音楽祭として、地元川崎市のみならず全国の音楽ファンのみなさまから愛されています。
2021年、第33回ミュージック・ペンクラブ音楽賞クラシック部門《功労賞》を受賞。
フェスタサマーミューザKAWASAKI公式サイト https://www.kawasaki-sym-hall.jp/festa/
◆2025年の合言葉は「夏にゃ祭りを。祭りにゃミューザを。」
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開館翌年の2005年からスタートした「フェスタ サマーミューザKAWASAKI」は今年で開催21回目を迎えます。
新たなキービジュアルのテーマは、“浮世絵×クラシック”。西洋でクラシック音楽の基礎が生まれ発展していったのと同じ頃、日本で流行し世界へ広がった「浮世絵」。そこからヒントを得て「もし浮世絵師がヨーロッパにいたら……?」というイメージを膨らませました。中央には浮世絵の革命児・写楽風の指揮者、そして歌舞いた装いの奏者たちで、真摯にかつ自由な心で音楽する喜びと、コンサートという非日常の「ハレ感」を表現しています。
海を越えて愛された浮世絵のように、時代や国境を越えて奏でられるクラシック音楽。その魅力を、これからもたくさんの人に届けられる音楽祭を目指します。
*参考:イラストのポージング等は現存する浮世絵を基にしており、一部の浮世絵は『(公社)川崎・砂子の里資料館』の収蔵作品です。
参考作品 東洲斎写楽 三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛(未収蔵)/歌川豊国 六郷渡船図(収蔵作品)/歌川豊国 大師河原詣(収蔵作品)/歌川広重 名所風景 六郷の渡し(収蔵作品)